錦北っ子日記 ~ I ちゃんの場合~

こんにちは。錦糸町北口整体院で託児を担当しています保育士のマキです。

今日は、先日いらした女の子の話をしたいと思います。この子は Iちゃん。もうすぐ2才の女の子です。

 

入店すると、大体の子がそうであるように、初めての場所、見知らぬおばちゃんに緊張して、お母さんの後ろに隠れていました。それでもお母さんと一緒にキッズスペースに来て、アンパンマンや「いないいないばぁっ」のワンワンのぬいぐるみを渡すと、すんなりお母さんから離れ私と遊んでくれました。ミッフィーのお絵描きボードやブロック、おもちゃの携帯電話やボールなど、いろいろなおもちゃに興味を持って遊んでいましたが、一番気に入ってくれたのは、おままごとセットでしょうか。

トマト、ピーマン、ブロッコリー、たまごなどなどを包丁で「チョッキン!」。全部切り終わると「もういっかい!」と言って「チョッキン!」。2才くらいの子はどの子も大体みんなそうですが、気に入ると何度も繰り返し同じ遊びをするものです。ですのでIちゃんも、何度も何度も「チョッキン!」。それから、小さなペットボトルに水とスパンコールを入れたおもちゃがあるのですが、そのペットボトルからおもちゃのコップに水を注ぎ、「カンパ~イ! ゴクゴク あ~おいしい」ってする遊び。それも気に入ったようで、何度も「カンパ~イ! ゴクゴク あ~おいしい」。壁のコルクボードにスパンコールの飾りが付いているのですが、それを指差し「キラキラ~」と言った後、私の抱っこ紐のお星さまの柄を指差し「キラキラ~」と教えてくれたり。それ以外にもいっぱいいっぱいおしゃべりして、楽しそうに遊んでくれました。

そんなIちゃんですが、お母さんのお話を聞くと、児童館では緊張したように固まって、おしゃべりどころか動かなくなってしまうそうなんです。まあでもそれは、Iちゃんの性格と慣れだと思うんです。知らないおばちゃんと二人っきりより、お母さんが見ててくれる児童館の方が良いというお子さんもいれば、Iちゃんのように、よそのお子さんがいっぱいいて「わあ~」っと賑やかな空間より、静かに落ち着いて遊べる空間の方が良いというお子さんもいるでしょう。どちらのお子さんも慣れが必要で、知らないおばちゃんと二人っきりはイヤという子も、何度か通って下さるうちに私と一緒に遊んでくれるようになりますし、Iちゃんもきっと、そのうち児童館という空間にも慣れてくれると思うんです。十人十色。いろいろなタイプのお子さんがいて、どの子もみんなちゃんと成長しています。

 

そして、それを見ることができる私の仕事って本当に楽しいし面白い。今日も、皆さんがお子さんを連れていらっしゃるのを楽しみにお待ちしています。

錦糸町北口整体院