錦北っ子日記　～ある日の託児１２～

今日もある日の託児の様子をお話ししたいと思います。その日の託児は３組。

10：00　Rくん（４才）とNちゃん（２才）

普段は保育園に行っているお二人なので、ときどきしかお会いできませんが、でももう４才と２才ですから前回いらした時のことを覚えてくれているようです。

お兄ちゃんのRくんのお気に入りの遊びは、おもちゃの携帯電話を鳴らし私が「もしもしRくん？」と電話に出ると、「あっ、ごめんなさい！」と言って電話を切り、私は「あれ！切れちゃった」とがっかりするのを見て楽しむという遊びです。何が楽しいのかと思いますが、こういった類の遊びをする子は結構います。妹のNちゃんもお兄ちゃんがそういう遊びをしているのを見たからか、同じような遊びをします。彼女の場合はピアノで、メロディーが流れるボタンを押し、私がそれに合わせて歌ったり手拍子をしたりすると、やはり途中で止め、私が「あれ！止まっちゃった」とがっかりするのを見て喜んでいます。

他には、Rくんがブロックで長い階段を作ると、階段の上からぬいぐるみを滑り落とし、私が「あ～～～～～～っ！」と叫ぶのを見て喜んでいます。楽しくて何度もやっているお兄ちゃんを見て、Nちゃんもやってみたくなったのか、ブロックの階段に自分のお尻を！！　「いやいや、それは無理だよぉ」と私に止められたNちゃんでした。

とても仲の良いお二人で、相手が使っているおもちゃを自分が使いたいと思っても「お兄ちゃんが使ってるからちょっと待っててね」とか「今度はNちゃんの番だよ」と言って聞かせれば奪い取ったりせず、ちゃんと待っていられます。お母さんに「えらいですねぇ」とその話をすると、「家では違うんです。外面がよくて・・・」とのこと。でも私は外面がいいことは良いことだと思うんです。この子たちにとって、家はリラックスして自分を出せる場所だということではと。とても素敵なことだと思います。

11：30　Mちゃん（１ヶ月）

３年前、第１子のおねえちゃんを連れていらした方が、今度は第２子を連れて来て下さいました。１ヶ月くらいの赤ちゃんは、手足をキュッと縮め「キューキュー」と芋虫みたいに体をうねらせるものですが、Ｍちゃんは「キューキュー」というより唸っています。起きるのかしら？と見ていると、目が少し開き、でもやっぱり眠いのか白目になっていて・・・。何ででしょう？　何で白目でもカワイイんでしょうか？　おばちゃんはニタニタが止まりません。でも結局ずっと寝ていたＭちゃん。許されるなら、撫でまわしたかったです。