錦北っ子日記　～つらいこともありますよね～

国内でコロナが発見されてから３度目の春がやってきましたね。夏日を迎え桜の花が一斉に咲いたかと思ったら、冬に逆戻りしたような冷たい雨が降ったり・・・。体が戸惑って風邪をひいてしまいそうですね。

さて、先日お子様連れでいらっしゃったお母さんのことです。

そのお母さんは入店するなり、「お二人の顔を見たらホッとしました」と言って涙ぐまれたんです。どうやらお子様連れで外食していた際、いやな思いをされたようなんです。小さな子供を連れていると大なり小なり、いやな思いをした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。少子高齢化、もっと子供を増やしたい日本において、もっとお子様連れに優しい環境であるべきなのにと私は思うのですが、世の中そうじゃないことも多いようで悲しいです。

連れていらっしゃったお子さんは１才８ヶ月のY君。４月から保育園に行っているようですが、まだまだお母さんがよくて保育園でも泣くようです。その日のY君も、眠いこともあって大泣きでした。私に抱っこされながら「あっち～～～～！」とお母さんがいる方を指差し泣いています。後半いよいよ眠気もピークになると、「あうあう・・・」と泣きながら頭はこっくりこっくりと舟をこぎ始め、私がY君を抱きなおし頭を私の胸につけるとすぐに寝てしまいました。

お母さんの施術が終わり、Y君をお母さんにお返ししてもY君はまだ寝ています。お母さんも、施術中に今日の悔しかったことを話して心のもやもやが晴れたようで、帰りはにこやかに帰って行かれました。