赤ちゃん連れでご来院されるママさん達を見ていて時々気になることがあります。
それは抱っこ紐を使用した時の赤ちゃんの位置です。そうなんです。抱っこ紐の位置が間違っている方意外と多いように思います。
小さい赤ちゃんがいるママやパパにとって、抱っこ紐は必須アイテムですよね。それなのに抱っこ紐で赤ちゃんを抱っこしていると、肩や背中が痛い、腰がつらい。そんな方、抱っこ紐がカラダにきちんとフィットしているか確認してみませんか?
そこで今回は「正しい抱っこ紐の位置」についてお話しようと思います。
下のイラストをご覧ください。
皆さんはどう思われますか?
答えは・・・
赤ちゃんがママの体の重心(おへその位置辺り)より上にあります。赤ちゃんは腕で抱かれたときと同じように心地よく包み込まれます。
GOOD POINT!
①赤ちゃんの額に無理なくキスが出来るくらいの高さになっている
②赤ちゃんの脚が自然な「M字」になっている(股関節の発育にとっても大切)
③腰ベルトはウエストのあたりで締めている
④背中のバックルの位置が肩甲骨あたりにある
続いてこちらのイラストをご覧ください。
こちらはどう思いますか?
答えは・・・
赤ちゃんの位置が下すぎます。赤ちゃんが不自然な姿勢になり、ママとのフィット感が無く赤ちゃんが不安になる原因になります。ママの体への負担も強く首肩のこり、背中の痛みや腰痛などの原因になってしまいます。また骨盤が前傾してしまい反り腰を強くしてしまいます。
BAD POINT!
①ママの顔と赤ちゃんの顔が離れすぎている
②赤ちゃんの重心が下がり赤ちゃんの体が「くの字」になっている(とっても不自然)
③腰ベルトの位置が下すぎる、又はゆるい
④背中のバックルの位置が上すぎる(首肩への負担UP)
子育てには欠かせない「抱っこ紐」、その使い方次第でお体への負担全然違います。施術で疲れた筋肉をほぐしたり、関節の動きを調整したり、身体のバランスや骨盤の歪みを整えたり、またご自身が頑張ってエクササイズやストレッチをしても、それが台無しになってしまうことさえあるんです。
心当たりのある方、抱っこ紐の位置、今一度見直してみては如何でしょうか。
快適な育児ライフのために。
※赤ちゃんの月齢や身長、抱っこ紐のメーカーや種類などでイラストと同じようなイメージにならない場合があります。
錦糸町北口整体院は赤ちゃんや小さなお子様と一緒に通える整体院。
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